大日本航空のグループ会社である「大航ツーリスト」の遠藤は入社8年目にして、社内では閑職と位置づけられた成田空港オフィスへの赴任を命じられた。
空港勤務が長くて他に受け入れ先がない社員は「あぽやん」と呼ばれる。
遠藤は気力をなくすが、空港でしか使えない「あぽやん」には絶対にならないと心に誓い、今日もカウンターに立って旅客の世話をする。
第139回(平成20年度上半期)
直木賞候補作。
評価=☆☆☆ (5つ星が満点)
主人公の遠藤は、要するに、パックツアーに参加するお客さんが飛行機に乗るときにお世話する係。
私なんか旅なれていないほうだから、こういう人の存在はとても有難いのですが、お金に直結する部署ではないので、「大航ツーリスト」社内では軽視されているそうです。
空港勤務が決まったことと失恋が重なり、気力を失った遠藤が、クセのある上司やお客さんたちに揉まれて成長していくお話。
とにかく業界事情の説明が多い。
あまり旅行を好まない私にはピンと来ないのかもしれないけど、かなりの字数を説明に割いているわりには分かりにくい。カタカナの業界用語も数多く飛び交います。
キャラクターの作りこみも中途半端に思えます。

そうそう。1タミとか2タミとかね。エアーとかさ。エアーってきっと「エ」よりも「アー」のほうを少し上げ気味に発音するのかな、なんて思ったら全身がカユくなりました。わたし言語感覚が人と違ってるみたいで、そういうヘンな業界用語ってものすごくダメなんです。この作品はおっしゃるとおり、映像にしちゃったほうが分かりやすいでしょうね。でも「エアー」って上げ気味に言われたらどうしよう(汗)。
[2008/07/27 10:05]
ぱんどら
[
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ぱんどらさんこんばんは。業界用語含め、この作品は映像があった方が分かりやすいんじゃないかなあと思いました。渡航経験がほとんどないんで、うまく想像できないってのもあるんですが。
[2008/07/26 23:00]
たまねぎ
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あぽやん 新野剛志
あぽやん。直木賞の候補作品が発表されてこの本のタイトルを最初に目にした時、これは時代小説なのかなあと一瞬勘違いしてしまったのですが、まったくそんなことはありませんでした。
あぽやんとは旅行会社の中で空港勤務の人間を指す言葉だそうです。空港を示す略語AP...
[2008/07/26 21:56]
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今更なんですがの本の話