恩田陸【ロミオとロミオは永遠に】 

アキラとシゲルは、故郷の期待を背負って厳しい入学試験を勝ち抜き、栄光の「大東京学園」の門をくぐった。

それは入学試験を上まわる過酷な競争のスタートであった。あまりの辛さに脱走を試みる者は後を絶たず、取り締まりを強化する学園側とのイタチごっこが続いている。

はたして学園のカリキュラムに従い卒業総代をめざすことが、本当にエリートへの道なのか? 疑問を持ったアキラとシゲルは、学園の深部に分け入り、これまで明かされなかった秘密を目の当たりにする。


ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)ロミオとロミオは永遠に
(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

(2002/11)
恩田 陸

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評価=☆☆☆☆  (5つ星が満点)


地球は環境汚染が進み、日本人に許された仕事は廃棄物処理だけ。サブカルチャーは一部の伝統芸能を除いて全て禁止された近未来社会。

フィクションとはいえ、作家さんにとっても、読書を愛する人々にとっても笑えない状況です。

しかし序盤でいきなり


「卒業総代になりたいかーっ!」


ときて、「大東京学園入学選抜ウルトラ・クイズ」が始まりますからね。最初は早押しです。ピンポーン。

ライトノベルの味わいです。全編にちりばめられた昭和サブカルチャーの断片が微妙な笑いを誘います。

しかし殺傷や拷問のシーンは女性作家が書いたとは思えぬ凄惨さ。もし映像化するなら多少の調整は必要でしょうが、アニメーションではダメですね。昭和サブカルチャーをリアルに再現してほしいので、やはり実写でないと。

陽性の『バトル・ロワイアル』とでも言える仕上がりになるかもしれません。

バトル・ロワイアルバトル・ロワイアル
(2001/09/21)
藤原竜也、前田亜季 他

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というわけで妄想キャスティング。

華麗で端正な美少年の「アキラ」に……やっぱり藤原竜也、かなあ。

藤原竜也


成宮寛貴でもいいかも。

成宮寛貴


「大東京学園入学選抜ウルトラ・クイズ」の場面には、やはり福留さんをお呼びしましょう。

ニューヨークへ行きたいかーっ!

福留功男


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[2008/05/04 00:31] 恩田陸 | TB(0) | CM(0)

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